子宮頸がんワクチンの公費による無料接種が受けられるのは高校一年生相当（15～16歳）の女性です。
継続・延長されてきたキャッチアップ接種は今年度末（2026年３月）で終了するため、厚生労働省より、現在高校一年生相当（15～16歳）の女性については、2026年３月末までの計画的な接種が呼びかけられいています。

通常のスケジュールでは完了までに約６か月かかるため、遅くとも９月末までに１回目を接種する必要があります。

そこで、厚生労働省より、最短４か月で接種完了することが可能であることが示されました（昨年度も同様の措置がありました）。この方法ですと、１１月中に１回目を接種できれば、３回目の接種完了まで公費の恩恵が受けられます。

年末年始の休診日を加味し、当院では１１月２７日（木）までに１回目の接種を受けていただくことを推奨しています。
是非、積極的にご検討いただき、将来の子宮頸がん罹患を回避していただきたいと思います。

『ワクチンで防げる疾患は、ワクチンで防ぎましょう』……小児科医からのお願い、メッセージです。