お知らせ
2025.04.21
百日咳が流行しています
百日咳が流行しています。
健康な年長児や大人の場合、軽いカゼ症状の後に特徴的な咳が長く続く疾患ですが、小さい赤ちゃんに感染した場合には重症化し、無呼吸発作を来すことも心配されています。
赤ちゃんの予防接種に使用されている四種混合ワクチンや五種混合ワクチンは、百日咳にも対応していますが、予防接種の効果は経時的に徐々に薄れていくことが知られています。
日本小児科学会は、就学前の5〜6歳および11〜12歳での三種混合ワクチンの追加接種を推奨しています。
自費の接種とはなってしまいますが、年長さんの麻疹風疹混合ワクチン接種のタイミングで三種混合を追加していただくこと、11歳からの二種混合ワクチンを三種混合ワクチンに変更していただくことがお勧めです。
たいへん残念なことに、ワクチン接種月齢に満たない生後1ヶ月の赤ちゃんが、百日咳で命を落としてしまったという事例の報告が最近ありました。
健康な年長児や大人が予防接種を受けることは、小さな赤ちゃんや基礎疾患のある方を守ることにもつながります。
少しでも関心を持たれた方、三種混合ワクチンの追加接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。当院では、年齢に関わらず一律6500円にて承っております。